自家焙煎の店ふかい珈琲

ミックスジュースを思わせるコロンビア入荷

コーヒー豆のこと

パライソ

エル・パライソ農園

⽣産者:Diego Samuel Bermudez Tapia 氏

生産エリア:コロンビア・カウカ県・ピエンダモ地域

標高:2050m

品種:ブルボン、カトゥーラ

精製方法:Double Anaerobic Fermentation

 

2018 年のコロンビア・カップオブエクセレンスにおいて最高落札価格で入札

されたのがエル・パライソ農園のDouble Anaerobic Fermentation であった。

順位こそ89.76point で10 位であったが、彼らのコーヒーがいかにユニークで

魅力的なコーヒーであることが証明された結果である。

 

農園オーナーのDiego Samuel 氏は、2008 年にエル・パライソ農園からコー

ヒー栽培プロジェクトをスタートさせました。それまで家族は農用地を所有し

てましたが、誰もコーヒー栽培をしていなかったので、Diego Samuel 氏が中

心となってコーヒー生産を開始しました。

当初は農協にコーヒーを売り、研究費を捻出していましたが、限界を感じ、さ

らなる品質向上を目指すべく、また自らのコーヒーをプロモーションするため

に、2015 年より品評会への参加を始めました。

そして、Diego 氏の農園だけでなく、ファミリーや近隣農園でも優れたカップ

プロファイルの一貫性を保つことのできる革新的な技術を生み出し完成したの

が当ロットです。

 

プロセスについて

発酵とは、酵母やバクテリアなどの微生物が糖やデンプンを分解して、有機

酸、アルコール、二酸化炭素などを生成していく過程を言う。

コーヒーの発酵には大きく2種類の異なる過程があり、それが好気性発酵と嫌

気性発酵である。

好気性は酸素を必要とした条件下で発酵が行われるが、嫌気性は酸素を必要と

しない。(例外あり)

Double Anaerobic は、密閉ステンレスタンク内に二酸化炭素を取り込み、チェ

リー、パーチメントで2回に分けて嫌気性発酵させることでこれまでにないユ

ニークなコーヒーを生み出すことに成功している。

時間や温度、プロセスについての細かな情報は開示されていないが、コーヒー

も再現性が求められるようになり、ワインで用いられる様な発酵技術が一部の

農園では既に取り入れられている。

今後さらに発酵の研究が進み、これまでの概念を覆す様なコーヒーに出会うこ

とはもちろんのこと、品種毎の明確な違いやより詳細なカッププロファイルに

フォーカスしたコーヒー生産は、そう遠い未来ではないと想像できる。