ブラジル農園視察&買い付け~2014・09~
遠い遠い国。
珈琲大国ブラジルへ行って来ました。
珈琲はどのような花をつけどんな実に生り、
どんな段階を経て私達の所にやってくるのかを、目に焼き付けて来ました。。
珈琲の花はジャスミンの香り。蜂が蜜を吸いに。。
花が散り、実が生ります。緑色から黄色へ熟します。(赤色になる品種もあり)
収穫は機械で行う場合と、人の手で行う場合も。。
水に浮くか沈むかで分かれます。熟しきれてないものは国内消費用。
これが実を剥く機械。剥いてから乾燥させるパルプドナチュラルプロセス。
青空のもとパティオといわれる乾燥場で。
手前の白いのが、パルプドナチュラル。奥は実のまま乾かすナチュラル。
棚の上で乾かす珈琲も。アフリカンベッドと呼ばれます。
機械乾燥も。ドライヤー。
粒の大きいモノ小さいモノ、重いモノ軽いモノを機械で選別します。
麻袋へ詰められ、出荷の時を待ちます。。
サンプルロースト。
ご用意頂いた珈琲がずらり。どの珈琲を買い付けるか仲間と決めた。。
今回は、サンタアリーナ農園、サンタイネス農園、
セルトン農園、アルトアレグレ農園を視察させて頂きましたが
本当に綺麗に整備され、
ゴミ一つ落ちていない素晴らしい農園ばかりでした。
また、農園の方の品質への取り組みや
どういう思いで珈琲を作っていらっしゃるかをお聞かせ頂き、
私自身、珈琲に対する思いや価値観がガラっと変わりました。
農園の方が一生懸命作ってくださった素晴らしい珈琲を
「こんな良い珈琲があるんですよ。」と
お客様にお伝えすることで、
珈琲の素晴らしさを少しでも感じて頂けたら幸いです。
もちろん、その素晴らしさを充分にお伝えできるよう
日々、焙煎や抽出の技術を磨く努力をしてまいります。
2014年12月21日